今回投稿されてきた映像は、ある1人暮らしの女性宅…のベッドの下。画面いっぱいにひろがるガスマスク。何も知らずに帰宅してきた若い女を追いかけるレンズ。そんな記録が何日もまとめられていた映像の塊を送りつけてきたのは、彼女との両思いを自負する34歳のフリーター。しかしながら、おそらく世間は彼をストーカーと呼ぶはず。面談中に見せた狂った価値観と、いかに二人が結ばれているかを熱弁する虚言癖。そして、彼が提案したのは常連投稿者のキモメン豚による彼女の○○○。「汚れた彼女を見てみたいが、僕がやったのではただの愛し合いになってしまう」瞳孔が開ききった目玉をクルクルさせながら、残念そうにため息を吐く。相変わらずクルクルまわり続ける視線を眺めながら、自身への危害に怯えたメーカースタッフは、狂った男の協力犯へとならざるをえなかったことを理解するのであった。