YBSAS。それは多様化する22世紀型犯罪から女性を守るために開発された防御機構。薄い特殊生地が皮膚に密着することにより装着者本人の汗などからDNA情報を吸収し、イメージ通りの装甲に姿を変える人工皮膚の総称である。今は亡き父親からその研究を 引き継いだ研究員・麻生水青(マオ)。そして研究所のマドンナ的存在でもある先輩・研究員・篠木沙希(サキ)。完成したばかりのイブサスを発表する試着会の日、事件は起こる。スポットライトを浴びて颯爽とイブサスを披露する沙希が突如暴走を始めたのだ!!そして こともあろうに事態収拾を命じられたのは内気な水青。今まで沙希に群がっていた男性研究員たちは一斉に水青を応援し始める。嫉妬の炎を燃やしはじめる沙希。ついにイブサスの盲点をついた沙希の陰湿な攻撃が始まる。男たちの視線の中、次々と消失してゆく水青のコスチューム。さらに水青のイブサスを完全に消失しようとする毒液が全身に滴る。サディスティックに執拗な沙希が水青を襲う!!事件の闇を牛耳る保安部長・本間。罠に堕ちてゆく所長・沙々羅。複雑に絡み合う4人の熱き吐息!!「私たちのYBSASは、絶対に葬らせはしない!!」どうする水青!?残された時間とコスチュームは、もう残りわずかだッ!