怜香の旦那は、仕事が忙しく、日々、家を留守にしていた。彼女が寂しさを紛らわすためにすること。それは、ひとり部屋に篭って、オナニーをすることだった。今日も、「早く帰るよ」と、言いながら、なかなか帰ってこない旦那を待ちきれず、自分を慰めてしまう。「ハァ…ハァ…」と息をあげて、気持ちよく、イキ果てる怜香。だが、そんな知られざる怜香の恥ずかしい姿の一部始終を、物陰から凝視する者がいた。義弟のリョウである。「ガタン!」という物音で、互いの存在に気付き、驚きと恥ずかしさで、言葉を失う二人。しかし、これは単なる偶然の出来事ではなかったのだ…。